究極の自転車 ロードバイクに乗ると膝の外側に痛み! 腸脛靭帯炎の画像ついて

ガニ股なペダリング 膝痛

ジョギングは走っている時両足が空中に浮いている瞬間があるため、体重の2〜3倍の負荷が体にかかるといわれてます。シニア世代は既に膝や足首に問題ある方が多く、健康づくりのためジョギングを始めたものの、不用意に始めると整形外科的には足首や膝など痛めてしまったり、腰痛を引き起こして運動継続が困難になる可能性があります。ジョギングは手軽に始められますが、ケガのリスクもあり諸刃の刃であります。その点同じ有酸素運動の代表である自転車は正しいペダリングをマスターすれば極めて膝に優しい運動だと言われてます。

ロードバイク

シニア世代が究極の自転車 ロードバイクに乗る時に見る記事

2019年2月1日

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腸脛靭帯炎

本来は膝に優しいスポーツののはずである自転車ですが、実は多くの方が膝の痛みに難儀しているのが実情です。その様な膝の痛みの原因の一つに「腸脛靭帯炎」があります。腸脛靭帯炎は自転車だけでなくランニングなどでも起こり、スポーツが原因の膝障害の代表になります。

腸脛靭帯とは

腸脛靭帯とは股関節付近にある腸骨から下腿の骨である脛骨までを膝の外側を通ってつなぐ靭帯であり、膝関節を安定させる役割を果たしています。

症状

長時間、長距離のサイクリングを続けていると大腿骨外顆周辺に集中して刺す様な痛みが発生します。休むと良くなりますが、また走り始めるとさらに痛みが増強して痛みが消失しにくくなり、特に階段を降りるときにとても痛くなります。

原因

腸脛靭帯炎の原因は膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆と接触(こすれる)して炎症を起こし、痛みが発生します。自転車の場合長時間、長時間のサイクリングや柔軟性不足など色々な要因があるそうです。しかし、ただそれだけでなくガニ股などの正しくないペダリングも腸脛靭帯炎を引き起こ起こす原因の一つとなってます。

ガニ股
ガニ股とは医学的にはO脚に股関節が外旋、つまりきちんと脚を閉じても膝が外に開いてしまう状態を言います。

膝関節は機械の様な丈夫な軸で固定されているわけではないので、ペダリングで関節が離れない様に筋肉や内・外側副靭帯や前・後十字靭帯などの靭帯で引っ張って固定されています。ガニ股などの正しくないペダリングだと本来の接触面全体に力が分散されないで膝の一部に集中して、膝の痛みの原因になると思われます。

腸脛靭帯炎の画像

腸脛靭帯炎は単縦X線(レントゲン)はもちろん、MRIやCT検査でも描出することはできません。したがって、腸脛靭帯炎の診断は、臨床症状が決め手となります。ただ、膝の外側部痛は外側半月板損傷の場合もありますので注意が必要です。

腸脛靭帯炎 正面イメージ像

赤丸部分の腸脛靭帯と大腿骨外顆が接触して炎症を起こしている。

腸脛靭帯の正面画像

腸脛靭帯炎 側面イメージ像

赤丸部分の腸脛靭帯と大腿骨外顆が接触して炎症を起こしている。

腸脛靭帯の側面画像

まとめ

腸脛靭帯炎の対処方法は下図の様に腸脛靭帯のストレッチを中心に伸展性を確保することや、痛みがある時や運動後のアイシング等が効果あります。
ストレッチ

ただ、自転車に乗る時の痛みはテクニックを身につけることで無くなる痛みがあることも事実です。そのことを考えると、腸脛靭帯炎はペダリングスキルが上達すれば自然消えていくことが多く、1番の対処方法はやはり脚が開くガニ股でのペダリングの矯正だと思われます。

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