究極の自転車 ロードバイクのペダリングスキルアップの試み

スポーツ

シニア世代でもうまく自転車に乗りたい

ママチャリはギアの変速もなく、重いギアを力強く踏み込むペダリングが一般的だと思います。したがって、ロードバイク初心者が何もアドバイスを受けない状態で走ると、ほとんどの方はママチャリ風の乗り方を踏襲して、重いギアを低い回転数(ケイデンス)で(ギアを時計にみたてて)6時過ぎの下死点まで力強く踏み込むペダリングになりがちです。そこで雑誌等で勉強するわけですが、ペダリング回すという単純な運動だけでもいろいろ考え方があり、戸惑ってしまいます。

ロードバイク

シニア世代が究極の自転車 ロードバイクに乗る時に見る記事

2019年2月1日

スキルアップのためペダリングモニターシステムを導入

僕はレースなどに出ることを目標として自転車に乗っているわけではありません。でもオヤジでもうまく自転車に乗りたい!との思いから、ペダリングスキルアップのため2013年にパイオニアから発売された「ペダリングモニターシステム」を発売早々大枚をはたいて導入してしまいました。それまでも自転車のパワーメーターは存在しましたが、それはただ単に出力(ワット数:w)をメインに表示するものでした。このパイオニアペダリングモニターシステムは自分のペダリング状態を可視化できるようになった画期的なものだと思ったからです。


じからパイオニアサイクルスポーツより引用

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自分が取り入れたペダリング理論は

様々なペダリング理論の中で一番多い考え方は踏み込むだけではなく、「回すペダリング」を覚えること。それはママチャリのように重いギアを踏み込むのではなく、高い回転数(ケイデンス)でクルクルまわすペダリング。そこによく出てくる話が(ギアを時計にみたてて)6時過ぎからペダルをかき上げる「引き足」を使う話であります。引き足をうまく使えば6時から0時にかけて推進力となります。しかし、そこまでペダリングスキルをアップさせるには相当なトレーニングが必要で、僕らシニア世代には難易度が高いと思いました。

そんな多くのペダリング理論の中でテレビで見た自転車のプロチーム「シマノレーシング」の監督だった今西さんのお話がとてもシンプルで、これなら僕にもできるかもと思いました。話の要点は、3時で踏み込み力が最大になるようダウンチューブ(自転車のフレームで、前輪の真後ろの斜めになっている下側のパイプ)とペダルが重なるポイント(上図赤エリア)から、グッと力強く踏み込み(加重)、あとは足の荷重をペダルから抜き(抜重)流すような感じなるというとて分かりやすいペダリング理論です。

年代ごとの実際のペダリングを検証する

自分的には上記のようなイメージでペダリングしているつもりですが実際はどうか?ということで、いつも走っている40km程度の実走した平均値を今回導入したパイオニアペダリングモニターで年代別に検証してみました。

ペダリングモニターのレベル別ペダリング効率はざっくりいって
一般は40ー50%
プロレベルは60%程度
世界クラスは70%程度

パイオニアサイクルスポーツより引用

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2013年12月のペダリング(ペダリングモニター導入直後)

イメージ通り、ダウンチューブから赤い矢印の回転に寄与する力がかかっており、3時から最大になってます。しかし、残念ながら下死点の6時まで最大トルクがかかって、下死点では無駄な力が大きくなっております。また、6時から0時までは回転とは逆方向の青い矢印が目立ち、下死点から足の荷重をペダルから抜く(抜重)がうまく行っておらず、推進力になるペダリングの妨げているのがわかりました。全体的にペダリング効率が低く、多くの力が推進力にならず無駄な動きとなっておりペダリングスキルの未熟さを露呈しています。左側のペダリング効率は25%と、実に75%の力が無駄になってます。右側の11時辺りに不要な力がかかっており、運動効率の悪い動きになってます。

2014年9月のペダリング

6時から0時まで回転とは逆方向の青い矢印はまだあるもの前回より目立たなくなった印象です。ペダリング効率も少し改善しているがやはり駆動力にならない6時に力がかかっており、自分が思っている以上にペダルを踏み込んでいることが分かりました。

 

2015年8月のペダリング

6時から0時までの回転とは逆方向の青い矢印がだいぶ目立たなくなってきた印象です。赤い矢印の回転に寄与する力が3ー4時で最大になっています。下死点の踏み込み力はかなり改善しているもの、まだ残っています。僕的にはかなり意識しているつもりですが、一度ついた癖はなかなか直りませんね。

 

2018年8月のペダリング

ダウンチューブで自分の体重を乗せるような感覚でペダリングしてます。5年前(2013年)と比べるとだいぶまともなペダリングになってきました。

 

まとめ

2013年よりパイオニアペダリングモニターシステムを導入してペダリングスキル向上を試みてみました。自分のペダリング状態を可視化することにより、今までは上級者に見てもらうことにより間接的に知り得た自分のペダリング情報をパイオニアペダリングモニターシステム導入により直接把握することが可能となりました。少しづつペダリングスキルのアップが図れ、自転車を続けるモチベーションにもなっております。

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