運動の熱中症対策について

スポーツ

光、電力、動力、熱などの各種のエネルギー形態の間での変換効率または有効に利用できるエネルギーの割合をエネルギー変換効率あるいは熱効率とかと言います。ガソリンエンジンは20〜30%、電気モーターは20〜99.5%と理論上はガソリンエンジンに比べて大幅にアップします。世界的に電気自動車へシフトするわけですね。人の場合、筋肉をエンジンとすると熱効率は20〜30%くらいだそうです。つまり70〜80%は熱になりますので、効率よく熱を体外に放出しないとたちまちオーバーヒートになってしまいます。特に暑い夏場の運動時における熱中症予防は確実に行う必要があり、十分な水分補給に注意する必要があります。
脱水予防

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運動中の水分補給の目的

脱水を予防する

脱水症の症状には、めまい、筋肉けいれん、吐き気などがあり、これらの症状は熱中症の一歩手前なので、こうなる前に水分補給を行う必要があります。水分補給は一度にたくさんではなく、少量をこまめに。のどが渇いてからでは遅く、のどが渇く前の水分補給するのがポイントです。

体温を下げる

運動で上昇した体温は、発汗することで調整されますが、汗が出なくなると体内に熱がこもってオーバーヒートしてします。これが熱中症です。水分補給でカラダをクールダウンさせます。

栄養補給

運動で汗をかくと、体内のナトリウムやカリウムなどのミネラルも、水分と一緒に失われます。このミネラルには筋肉の動きや体内の水分量を調節する働きがあり、不足するとけいれんを起こしたり、重症化する場合があります。スポーツドリンクで水分だけでなくミネラルも補給しましょう。

シニア世代の脱水は重大な危険を秘めている

先日、国内で数年ぶりに岐阜県多治見市で40°cを超えました。その日の世界気温ベスト5のランキングを見ると、

1位 :ドーハ(カタール) 42℃

2位:クウェートシティー(クウェート)41℃

3位:多治見市(日本)40.7℃

4位:ドバイ(アラブ首長国連邦)37℃

5位:リヤド(サウジアラビア)36℃

暑い国と思われる並いる中東の国々に混ざって日本の多治見市が堂々とランクインしています。ただ、日本は中東の国々よりも湿度は高く、圧倒的に不快指数は高くなり、人が住んでいる地域の中では世界的に暑苦しい場所になってしまってます(人が住んでいない場所なら地球上もっと暑い場所はあると思いますが…)

普通の熱中症なら医療機関で手当をすれば回復することが多いですが、シニア世代場合は脱水によって血液がドロドロになって血管が詰まりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気を発症する危険が高まります。脳梗塞や心筋梗塞は冬に多いと思われていますが、実は体内の水分が不足しやすい夏に発症する人も多いのです。したがって、暑い日に運動を行うのは生命の危険があるかもしれません。

脳梗塞
脳の血管が詰まることをいう。脳出血と違い、脳梗塞は冬より夏の発生数の方が多い。
心筋梗塞
冠動脈の流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死、または壊死に近い状態になる疾患をいう。

まとめ

前述のように今の日本でシニア世代が暑い夏の炎天下で運動をするのはあまりにも暑すぎて危険です。身もふたもない話ですが、シニア世代おける熱中症の対策方法の一番は、体力づくりのための自転車やジョギングなど屋外で行うスポーツは思い切ってオフシーズンにすることだと思います。無理して健康づくりのための運動で健康を害しては本末転倒になります。夏の運動の疲れが秋以降まで長引き、そのまま体調が回復しくて、せっかく習慣化した運動からフェードアウトになりかねません。涼しくなった秋からトレーニングを開始し、冬を挟んで春まで思いっきり運動をすれば良いのではないでしょうか。

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