シニア世代の運動の問題点

体力レベルアップ

運動を習慣化できない

足腰が弱った、疲れやすくなった、太ったなどシニア世代の皆さんが誰でも感じる不調。そこで多くの人が「健康のために運動をしないと」と思われています。健康診断の結果が戻ってくるたびに運動をするように指導を受ける方も多いのではないでしょうか。昔だったら貫禄が出てきたなどとよくいわれた時代もありましたが、今は違いますね。中には緩み切った体型でも一向に構わないと思っている人もいるとは思いますが、ほとんどの方は違いますよね。カッコいいおっさんでいたいもの。

運動の必要性を感じているものの、実際に運動習慣のある人の割合は、国民健康栄養調査から全国民のわずか30%程度となっております。

体力つくり

シニア世代 運動による体力レベルアップの方法

2019年1月31日

では何故できないか?

内閣府の調査によると

忙しくて時間が取れない‼︎

飽きたから

楽しくないから

などがあります。他にも運動が習慣化できない理由として

「苦しすぎる」「腰など体を痛めてしまった」などの理由があるそうです。

今まで運動と疎遠な生活を送っていたシニア世代は、既に膝や足首、腰などにトラブルを抱えていることが多いと思います。ウォーキングですら危険な運動になる可能性があります。運動習慣がないシニア世代はいきなり負荷の高い運動を行っても結果的に膝や足首を壊したり腰痛を引き起こして運動の継続を困難にしてしまう可能性がとても高いのです。

運動を習慣化できないのはカラダが運動をできる状態にない、つまり運動をするスタートラインにさえ立てないからだったのでは…

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ジョギングなどの運動はシニア世代であっても容易に、どこででも開始することができます。しかし、本来健康のために始めた運動ですが、地面からの衝撃がモロに伝わるスポーツだからカラダへの負担が大きく、不用意に始めると逆にカラダにダメージを起こすことも考えておく必要があります。とくに心臓に潜在的な異常がある場合、運動の負荷により心筋の虚血が誘発し、隠れた冠動脈(心臓の血管)の病気を表面化することがありとても危険です。運動不足のシニア世代が運動中に突然死したニュースをみみにすることがありますが、肥満により動脈硬化が進行して心臓を栄養する冠動脈の狭窄に気づいていなかった事が多いのです。

シニア世代の体調はその日によって変化している

シニア世代は若い時と違い、日々によりコンディションが大きく異なります。とても調子良い日がある時がありますが、反対にすごく調子悪い日があったりします。そんな調子の悪い日は思い切って運動を止めることもシニア世代にとって大切です。無理して良いことはありません。僕は自転車でトレーニングする時は心拍計を使用して体調を確認しながら効果的なトレーニングを行っております。心拍数は体調を反映しており、安静時の心拍数が普段より高めの時は、カラダが疲れている、ストレスなどで交感神経が高まっている。いずれにせよ無理はしないようにしております。

心拍計
胸に取り付けたセンサーによって心拍数を測定する装置で、1分あたりの心臓の拍動数を計測する。運動強度が上げれば心拍数も上がるので運動強度の指標となる。心拍トレーニングは自分の運動強度を心拍計で管理しながらトレーニングを行う。

まとめ…少しづつ運動強度を増していく

上記のように運動は健康によくとも不用意に始めると循環器内科的、整形外科的にダメージをきたす状態を起こす可能性があります。これまで運動習慣が無い人が、いきなり強い負荷強度で運動を始めるのは無理があり、十分な時間をかけて各個人のレベルに合わせて少しづつ強度を増すことがとてもたいせつで、スポーツを長続きするコツだと思います。運動もご飯と同じ腹八分目くらいで、もう少しやりたいくらいでやめることが運動を習慣化させる秘訣でしょうか。

シニア世代の安全に運動の始め方について記事を書いてます。

運動習慣のないシニア世代の安全な運動の始め方

2018年11月15日

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